代表メッセージ

登山道の入口で立ち止まっている子どもたちへ


「勉強」という登山には、2つのルートがあります。

 それは、「やりたい」か「やらなければならない」かです。

  当然、前者が勉強に向き合う本来の姿です。

 

「勉強がわかるようになって、テストの点をたくさんとってほめられたい、目標をかなえたい。でも・・」

 

 学校の授業が「イヤ」で、勉強で「困り」を感じている子。登⼭道の⼿前のところで、「できない」「わからない」と⽴ち⽌まっている子。

 

 学校にいても充実感を味わえない、学習塾に通っても達成感を得られない、このような状況で、この子たちはどうすればよいのでしょうか。 


ここに、学校でもない、塾でもない、「第三の選択」があります。 

  

 ⼦どもには、必ずその子に合った「⽀援=よりそい」「⽅法=かたち」があります。 

 

 教育の現場で蓄えてきた知識と30年余りの経験を⽣かして、勉強に困りを感じているすべての⼦どもたちに、とことんよりそうこと。

 
それがわたしの仕事なのです。 

「よりそう」ことの難しさと⼤切さ、そして…喜び


 今から40年ほど過去にさかのぼります・・・
 私は当時、養護学校(現在は、特別⽀援学校)の教師をめざして、地元国⽴⼤学の教育学部に在籍していました。
 教員採⽤試験に合格後、卒業をめざして研究論⽂の執筆に取り組みはじめた頃、ゼミの教授から家庭教師のアルバイトを紹介していただきました。

 

 お相⼿は中学3年の男の⼦でした。彼には「⾃閉症」という障がいがありました。自閉症は私の研究テーマでもありました。

 毎週、彼の勉強部屋で過ごす2時間、会話はほとんど成⽴しません。 彼のつぶやき、視線、⾏動をただ⾒守りつづけ、ひたすら受けとめることしかできませんでした。
 しばらく時間を共有するうちに、⾔葉ではうまく説明できませんが、お互いに伝えたいことが何となく理解できるようになりました。
 そして不思議なことに、少しずつですが、彼の表情は和やかになり、私も楽しく関われるようになっていきました。近所の公園まで散歩したり、バスに乗って駅前のデパートに買い物に出かけたり、スポーツセンターでスケートを楽しんだり・・・。

  彼と出会って、学んだこと。無条件に「よりそう」ことの難しさと⼤切さ。そして、逆に彼から大きな喜びを与えてもらいました。

 大学卒業までの短い期間でしたが、彼と彼のご家族に出会えたことが、私の教職生活に⼤きな影響をもたらすことになりました。

 現在でも、その時に得た「感覚」は、私の職業観、人生観のなかで脈々と息づいています。

ご家族のみなさまへ


 大学⽣時代、家庭教師でのエピソードの続きになりますが・・・。

 中学⽣の息⼦さんと関わりはじめて少し経った頃、お⺟様が、私にこのようなことを仰っていました。

 

「池田先生が来てくれるようになって、少し楽になりました。ひとりになれる時間がとてもありがたいです」

「ひとりになって、やっとひと息つける、この時間がこんなに⼤切なのだと、最近気づきました」

 

 私が、⼦どもさんに1時間よりそえば、ご家族は1時間ご自身と向き合えるのです。
 
 例えば、仲のよいお友達と久しぶりに会ってお茶をする、ランチをする。 シ
ョッピングを楽しむ。
 散歩する。美容院にいく。
映画を観る。習い事に通う。図書館でゆっくり過ごす・・・などなど。

 ご家族全員が充実する時間。

 ひとつのことに集中し、熱中する時間があればきっと幸せを感じることができますね。

  週に1、2時間、お⼦さまとご家族に、このような幸せな瞬間を提供できれば最高だと考えています。

  
 そして最後に・・・
 勉強で困りを感じているみなさん。

 RANYの「よりそい」のカタチが、あなたが描く「夢」を後押しするチカラとなります!

 <合同会社 R A N Y >

代表 池⽥喜隆(イケダ ヨシタカ)
◯プロフィール

 1962年9⽉1⽇岡山生まれ別府育ち

⼤分県⽴別府⻘⼭⾼等学校、⼤分⼤学教育学部(養護学校教員養成課程)卒業
別府、⼤分で特別⽀援学校・小学校教諭として勤務、
豊後⾼⽥、⾅杵の⼩学校で教頭職 
2019年3⽉ 退職
2020年6⽉ 合同会社RANYを設立 
会社代表に就任、現在に⾄る

 <近況>

2022年3月、通信制⼤学院を修了し、修士号を取得。
1つのことをとことん追究することが大好き。かなりコダワリます(笑)

<好きな料理や⾷べ物>

好き嫌いはありません。最近、腹八分目を心がけている(つもり)

<好きな⾔葉>

「和魂漢才」と「⼠魂商才」

<尊敬している⼈物>

菅原道真公 渋沢栄⼀翁

 <保有資格>

特別⽀援学校教諭⼀種免許  

⼩学校教諭⼀種免許

司書教諭資格
統計⼠資格

<相談 らっく>
相談支援専門員 池田法子(イケダ ノリコ)
◯プロフィール
<初任者研修修了日> 

 平成25年8月7日
<現任者研修修了日> 

 令和5年1月13日
<児童福祉施設実務経験> 

  4年
<相談支援専門員実務経験> 

 12年目
<勤務体制>

  常勤

<保有資格>
・相談支援専門員 ・社会福祉士
・看護師 ・介護支援専門員
・公認心理師
・医療的ケア児等コーディネーター
・強度行動障害支援者養成研修
(基礎・実践研修)

<契約件数>
 27件